アレルギー薬成分を覚えるゴロ|花粉症・じんましん対策

登録販売者試験や薬剤師国家試験では、アレルギー薬成分の暗記が必須です。花粉症やじんましんに用いられる抗ヒスタミン薬は種類が多く、混乱しやすい分野。そこで本記事では「ゴロ」「語呂」「ごろ」を使った暗記法を紹介し、効率よく学べるよう整理しました。

語呂合わせ

成分・作用の解説

エピナスチン

第二世代抗ヒスタミン薬。眠気が少なく、花粉症治療薬として広く使われる。

  • 副作用:眠気は少ないが注意
  • 代表的商品名:アレジオン

エバスチン

持続時間が長く、1日1回投与で効果が持続するのが特徴。

  • 副作用:眠気は少ない
  • 代表的商品名:エバステル

アゼラスチン

点鼻薬や点眼薬としても用いられる抗ヒスタミン薬。鼻炎や花粉症で処方頻度が高い。

  • 副作用:眠気、口渇
  • 代表的商品名:アゼプチン、アレジオン点鼻液

オキサトミド

抗ヒスタミン作用に加え、抗アレルギー作用を持つ。気管支喘息やじんましんにも使用。

  • 副作用:眠気、肝機能障害の報告あり
  • 代表的商品名:セルテクト

メキタジン

即効性があり、アレルギー性鼻炎やじんましんで用いられる。眠気が出やすいため注意。

  • 副作用:強い眠気
  • 代表的商品名:ゼスラン

まとめ

ええ、青め。

え → え(エピナスチン)、え(エバスチン)

あ → あ(アゼラスチン)

お→(オキサトミド)

め → め(メキタジン)

アレルギー薬は登録販売者試験や薬剤師国家試験で毎年よく出題される分野です。特に花粉症やじんましんに使われる抗ヒスタミン薬は成分が似ているため、混同しやすいのが難点。

そこで「ゴロ」「語呂」「ごろ」を活用して効率よく整理するのが効果的です。今回紹介した 「ええ、青め。」(エピナスチン・エバスチン・アゼラスチン・オキサトミド・メキタジン) は、暗記に加えて接客や服薬指導の場でも役立ちます。試験勉強と実務の両方を意識して、ぜひ繰り返し活用してください。

この記事を書いた人
うに

大学にて薬学を専攻した知識・経験を背景に「食材 × 文化 × 科学」をテーマに記事を執筆。
学生時代から「いかに効率的に覚えるか」を追求し、WAIS-IV検査ではワーキングメモリー131(上位2%レベル)を記録しました。
この「記憶の強み」と、薬学部で学んだ科学的視点を活かして、管理栄養士・薬剤師などの資格試験に特化した暗記ゴロやその他記事をまとめています。

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