乗り物酔いの抗ヒスタミン薬を覚えるゴロ「バスでじめじめ」で暗記対策

登録販売者試験や薬剤師国家試験では、乗り物酔いに用いる抗ヒスタミン薬の成分を正しく暗記することが重要です。本記事では「バスでじめじめ。」というゴロ・語呂合わせを使い、ジフェンヒドラミン・メクリジン・ジメンヒドリナートを効率よく覚える方法を解説します。

語呂合わせ(ゴロ)

「乗り物酔い薬の抗ヒスタミン成分(ジフェンヒドラミン・メクリジン・ジメンヒドリナート)を覚えるゴロ『バスでじめじめ』の学習用画像|登録販売者・薬剤師試験対策」

成分・作用の解説

ジフェンヒドラミン

  • 作用:抗ヒスタミン作用により前庭神経の刺激を抑制し、吐き気やめまいを防ぐ
  • 副作用:強い眠気、口渇、排尿困難(抗コリン作用に由来)
  • 市販薬例:ドリエル(睡眠改善薬としても販売)、トラベルミン(配合剤)
  • 補足:眠気が強いため、運転前や機械作業前は服用注意

メクリジン

  • 作用:抗ヒスタミン作用により乗り物酔いの予防に使用
  • 副作用:眠気、便秘、口渇
  • 市販薬例:トラベルミンファミリー(ジフェンヒドラミンとの配合)
  • 補足:作用は比較的マイルドで、子ども向け製剤に配合されることも多い

ジメンヒドリナート

  • 作用:抗ヒスタミン+制吐作用
  • 副作用:眠気、口渇、めまい
  • 市販薬例:トラベルミン(メクリジンやジフェンヒドラミンとの配合もあり)
  • 補足:配合薬が多いため、成分表をしっかり確認する必要がある

まとめ

バスでじめじめ。

バス→(乗り物)

じ→(ジフェンヒドラミン)

め→(メクリジン)

じ→(ジメンヒドリナート)

「バスでじめじめ。」というゴロ・語呂合わせを活用すれば、乗り物酔い薬の主要成分を効率的に暗記できます。登録販売者試験や薬剤師国家試験の勉強だけでなく、実務で市販薬を選ぶ際にも役立ちます。ゴロ・ごろを上手に使って学習効率を高めましょう。

この記事を書いた人
うに

大学にて薬学を専攻した知識・経験を背景に「食材 × 文化 × 科学」をテーマに記事を執筆。
学生時代から「いかに効率的に覚えるか」を追求し、WAIS-IV検査ではワーキングメモリー131(上位2%レベル)を記録しました。
この「記憶の強み」と、薬学部で学んだ科学的視点を活かして、管理栄養士・薬剤師などの資格試験に特化した暗記ゴロやその他記事をまとめています。

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