登録販売者試験や薬剤師国家試験では、非麻薬性鎮咳薬の成分暗記が必須です。本記事では「くのいち自伝」というゴロ/語呂/ごろを使い、クロペラスチン・ノスカピン・チペピジン・ジメモルファン・デキストロメトルファンを効率よく覚えるコツを紹介します。
語呂合わせ(ゴロ)


成分・作用の解説
クロペラスチン
- 作用:中枢性に作用して咳中枢を抑制
- 用途:かぜ薬、鎮咳薬配合剤
- 市販薬例:「アスベリン」など
- 副作用・注意点:眠気、口渇など抗コリン作用に注意
ノスカピン
- 作用:オピオイド系アルカロイド由来だが依存性なし
- 用途:咳止め成分(単剤は少なく、配合剤で使用)
- 副作用・注意点:眠気、吐き気など軽度の中枢抑制作用
チペピジンヒベンズ酸塩
- 作用:中枢性鎮咳作用と去痰作用を併せ持つ
- 用途:小児から成人まで広く使用される
- 市販薬例:「アスベリンシロップ」など
- 副作用・注意点:眠気、消化器症状
ジメモルファン
- 作用:非麻薬性の中枢性鎮咳薬
- 用途:かぜ薬配合成分
- 市販薬例:「プレコール」などに配合
- 副作用・注意点:眠気、めまい、依存性はない
デキストロメトルファン
- 作用:中枢性鎮咳作用を持ち、依存性はほぼなし
- 用途:市販の総合かぜ薬に最もよく含まれる
- 市販薬例:「新ブロン液」など多数
- 副作用・注意点:大量服用で中毒の恐れあり(乱用注意)
まとめ
【くのいち自伝】
非麻薬性鎮咳薬は試験でも実務でも頻出の成分群です。「くのいち自伝」というゴロ/語呂/ごろを活用すれば、クロペラスチン・ノスカピン・チペピジン・ジメモルファン・デキストロメトルファンを効率よく暗記できます。登録販売者・薬剤師受験生にとって、実務でも役立つ知識となるでしょう。