登録販売者試験や薬剤師国家試験で出題されやすい動物生薬「センソ」。強心作用や服用上の注意点などを押さえることが重要です。ここでは「ゴロ」「語呂」「ごろ」を使って効率的に覚える暗記法を解説します。
語呂合わせ（ゴロ）
成分・作用の解説
センソ（蟾酥）
- 由来：ヒキガエル（Bufo属）の耳下腺や皮膚腺の分泌物を乾燥させた動物生薬。
- 主成分：ブフォトキシン類（強心配糖体）。
- 作用：強心作用、鎮痛作用、呼吸刺激作用。
- 副作用・注意点：過量摂取で不整脈・嘔吐・けいれん・中毒症状を起こす可能性あり。また、口の中でかみ砕くことで舌がマヒしてしまう恐れがあるため、「噛まずに服用」すること。自己判断での使用は危険。
- 代表的な市販薬：
- 《救心》
- 《六神丸》
補足：センソは非常に強い薬効を持つため、登録販売者試験では「強心作用」と「服用法」が特に狙われます。
まとめ
【世界最強毒ガエル】
せ→センソ
か→噛まずに服用
きょう→強心作用
毒ガエル→ヒキガエルの毒腺分泌物由来
センソは動物由来の生薬の中でも強力な作用をもつため、登録販売者試験や薬剤師国家試験で必ず確認しておくべき項目です。「世界最強毒ガエル」というゴロ・語呂・ごろを活用して、作用や注意点を効率的に暗記し、試験対策と実務の両方に活かしましょう。
